『LibreOffice Writerで書籍制作』をリリースしました
『LibreOffice Writerで書籍制作』という電子書籍をGitHubでリリースしました。もちろんLibreOffice Writerで執筆したので、PDFとODT版があります。GitHubにはPDFのプレビュー機能があるため、ダウンロードしなくても読むことができます!
もともとはgihyo.jpのUbuntu Weekly RecipeでたまにLibreOfficeについて執筆しており、それをまとめて最新の情報に更新したものです。今後もLibreOfficeについて書くと思うので、たまに覗いてやってください。
内容はタイトルのとおりで、LibreOffice Writerで紙あるいは電子書籍を執筆するために必要な使い方を解説しています。縦書きにも横書きにも対応しています。長文作成はもちろんのこと、少しでもLibreOffice Writerを使う機会があるのであれば、何かしら役に立つことが書かれているのではないかと思います。
世界初(?)OpenTypeの機能を使用して文字詰めを行っており(本文36ページ)、この機能を使わずに出力したPDFよりはずいぶんと読みやすくなっていると同時に、不自然な空白が目について現在のLibreOffice Writerの限界を知ることもできます。
ページ数は48ページで、ご家庭の両面印刷に対応したプリンター(または複合機)からでも印刷しやすいでしょうし、そうでなくてもキンコーズなどの印刷屋さんに持っていけば印刷できるぐらいの分量になっていると思います。
ライセンスはCC BY NC SAで、有償配布さえしなければ改変も再配布も自由です。さまざまな場面でお使いください。
実は、本書は印刷して各地のオープンソースカンファレンス(OSC)で無償配布されます! 初回は徳島と聞いていますが、ご希望の方はLibreOffice日本語チームが参加するOSCをチェックしてみてください。
印刷自体はすでに完了しております。
印刷屋さんに依頼したので、高品位な印刷になっています。手に取るのが楽しみになってきましたね!
おそらくこういう機会はこれが最初で最後だと思われるので、是非ともOSCでゲットしてください。