チームメンバー開発のLibreOffice拡張機能がコンテストで入賞

LibreOffice日本語チームのメンバーが開発したLibreOffice用拡張機能「IPAmj Font Charactor Finder」 が、オープンデータと都市問題をテーマとするコンテスト「アーバンデータチャレンジ2020」で銅賞を受賞しました。

この拡張機能はIPA 独立行政法人 情報処理推進機構が開発した、60,000字におよぶ人名漢字フォントデータである「IPAmj明朝」を検索し、ドキュメント内へ入力する機能を提供するというものです。

詳細についてはイベントの動画をご覧ください。(47分頃から)

多様なプラットフォームで利用できるLibreOfficeの特性を活かした拡張機能「IPAmj Font Charactor Finder」を皆さんもぜひ一度お試し下さい。…

Writer Guide 7.1 が公開されました!

LibreOfficeドキュメントチームは、Writer Guide7.1が利用可能になったことをお知らせします。

Guide Title

本書は、LibreOfficeスイートのワードプロセッサであるLibreOffice Writerの最高のリソースを探究したいユーザーのための完全なガイドです。このガイドは、スタイル、イラスト、索引と目次、マスタードキュメント、フォームデザイン、ドキュメントの自動化などの高度なトピックをカバーしており、ワードプロセッサのスキルをプロフェッショナルレベルに引き上げます。

Writer Guide7.1は、今年2月にリリースされたLibreOffice7.1の新機能に合わせて、LibreOffice 6.4 Writer Guideを見直し・更新したものです。これはJean WeberKees Kriekの共同作業による成果です。

「LibreOfficeのユーザードキュメントを書くのは楽しいです。それは、他の方法では触れる事のない、新しい機能や改善された機能について学ぶ機会が得られるからです。チームメンバーは、フレンドリーでお互いを助け合える最適な仕事仲間です。特に、この本のすべての章をレビューしてくれたKees Kriekに感謝しています。」

Jean Weber

Kees Kriek

Writer Guide 7.1https://documentation.libreoffice.orgでダウンロード可能であり、Lulu.comの印刷版も間もなく入手可能になります。

この記事は、英語版の公開に関するTDFブログの記事「Writer Guide 7.1 is just out!」 https://blog.documentfoundation.org/blog/2021/04/12/writer-guide-7-1-is-just-out/ をLibreOffice日本語チームが翻訳をしました。

ドルトムント市がフリーソフトウェアを標準採用する方針を決定

LibreOfficeがフリー(自由)でオープンソースのソフトウェアであることは、コストがゼロである事以上の意味があります。誰でも、その仕組みを研究したり、変更したり、その変更を他のユーザーと共有できます(つまり、「フリー」とは価格よりも自由である事を意味します)。
GNU/Linuxオペレーティングシステム、Firefoxウェブブラウザー、Thunderbird電子メールクライアントなど、他にも多くのフリーソフトウェアプロジェクトが知られています。フリーソフトウェアは、企業、組織、政府がコストを削減し、信頼性を向上させ、単一ベンダーへの依存から自らを解放することを支援します。
さて、ドイツの都市ドルトムントの評議会は、可能な限りフリーでオープンソースのソフトウェアに移行すると発表しました。
以下はドイツのブログ記事の翻訳です。

覚書-デジタル化2020から2025
ドルトムント理事会は、2020~2025年の覚書において、デジタル化が政治的リーダーシップの課題であると宣言しました。その過程で、2021年2月11日にフリーソフトウェアに関する2つの中央決議が採択され、3月30日に議事録が発表されました。

  • 可能な限りオープンソースソフトウェアを使用します。
  • 政府が開発したソフトウェアや開発を委託されたソフトウェアは、一般に公開されます。

可能な限りオープンソースを
この決議により、市の政策は、市のデジタル主権とデジタル参加の形成を担うことになります。この決議は、プロプライエタリソフトウェアよりもオープンソースソフトウェアを支持する形で、立証責任を逆転させることを意味します。今後、行政は、すべてのプロプライエタリソフトウェアアプリケーションにオープンソースソフトウェアを使用できない理由を正当化する必要があります。オープンソースソフトウェアは、フリーソフトウェアとオープンスタンダードの可能性の調査に関するドルトムント市行政の報告書に基づいて、フリーソフトウェアの意味で理解されます。

公金の用途は公開されたコードへ!
つまり、評議会の決定は、「Public Money,Public Code」キャンペーンの懸念に沿ったものです。公共資金の提供による成果物は、一般市民が使用できるようにすべきです。ソフトウェアの場合、フリーライセンスの適用によって達成されます。この決議によって、地元の政治家は、ドルトムント市がフリーソフトウェアコミュニティから成果を得るだけでなく、それに貢献することを保証します。このようにして、共同体間の相乗効果を達成できるのです。それは、共に開発し、それぞれにおいて利用するというモットーに則するものです。

オープンスタンダードのサポート
デジタルドルトムント憲章2018-2030を通じて、とりわけ、オープンスタンダードはさらなるデジタル化のための要件として確立されました。

政治的には全員一致でフリーソフトウェアに賛成
フリーソフトウェア決議は広範な政治的基盤に支えられており、この決議はドルトムント市議会において全会一致で可決されました。デジタル化決議は、CDU、SPD、緑の党(緑の党)、Die Linke(左派)の議会グループによって共同で導入されました。

結論
ドルトムント市は、政治的転換点をもたらし、プロプライエタリ時代からの離脱を開始しました。現在、市にとって、独自の出口戦略によってこのプロセスを実用的に実施し、既存のベンダーロックを解消するための適切な手段を見つけることが重要です。Do-FOSSに関しては、2020年から2025年までの覚書の決定は、民主的な地域的談話が機能した結果です。フリーソフトウェアの実際的なマネジメントには今、成功するために必要な政治的支援があります。

この記事は、TDFブログの記事「Free software becomes a standard in Dortmund, Germany」 https://blog.documentfoundation.org/blog/2021/04/02/free-software-becomes-a-standard-in-dortmund-germany/

LibreOffice7.1.2 Community がダウンロード可能に


2021年4月1日ベルリン-LibreOffice7.1ファミリの2番目のマイナー・リリースであり、テクノロジー・ファンとパワー・ユーザーを対象する、LibreOffice7.1.2Communityがダウンロード可能となりました。https://www.libreoffice.org/download/ LibreOffice7.1.2 には60以上のバグ修正とドキュメント互換性の改善が含まれています。

企業などで導入する場合、TDFは、協力企業によって長期サポート・オプション、専門的なサポート、カスタム機能、サービス・レベル・アグリーメントなどが提供される、LibreOffice Enterpriseファミリを強くお勧めします。(https://www.libreoffice.org/download/libreoffice-in-business/

LibreOffice CommunityとLibreOffice Enterprise製品ファミリーは、デスクトップだけでなくモバイルやクラウドにも最先端のオフィススイートを提供することを目的とした長年の開発努力の成果であるLibreOffice Technologyプラットフォームをベースにしています。

LibreOfficeテクノロジをベースとした製品は、主要なデスクトップOS(Windows、macOS、Linux、Chrome OS)、モバイルプラットフォーム(Android、iOS)、およびクラウドに対応しています。各社のブランド戦略によって名前が異なる場合もありますが、LibreOffice独自の利点、堅牢性、柔軟性を共有しています。

LibreOfficeへの移行

The Document Foundationは、プロプライエタリなオフィススイートからLibreOfficeに移行する企業をサポートするための移行プロトコルを開発しました。これは、LibreOffice Enterpriseファミリの長期サポートバージョンを導入することに加え、プロプライエタリ製品に沿った付加価値の高いソリューションをCIOおよびITマネージャに提供する認定プロフェッショナルから、移行に関するコンサルティングとトレーニングを受られるものです。参照:https://www.libreoffice.org/get-help/professional-support/

LibreOffice7.1.2Communityの利用

LibreOffice7.1.2Communityは、オープンソース・オフィス・スイートの機能に関して最先端を行くものです。個人の生産性を主な目的としているユーザーのために、新機能よりも多くのテストとバグ修正を経たリリースを好むユーザーのために、The Document FoundationはLibreOffice7.0.5を提供しています。

LibreOffice7.1.2の変更ログはTDFのwikiで入手できます。:https://wiki.documentfoundation.org/Releases/7.1.2/RC1 (RC1での変更点) https://wiki.documentfoundation.org/Releases/7.1.2/RC2 (RC2での変更点)

LibreOffice TechnologyをベースにしたAndroidおよびiOS向けの製品は、https://www.libreoffice.org/download/android-and-ios/  に、App StoreとChromeOS向けの製品は、 https://www.libreoffice.org/download/libreoffice-from-microsoft-and-mac-app-stores/ に掲載されています。

LibreOfficeの個々のユーザーは、https://www.libreoffice.org/get-help/community-support/  のようなグローバルなボランティア・コミュニティによって支援されています。ウェブサイトとウィキには、ガイド、マニュアル、チュートリアル、そしてHowToがあります。寄せられた寄付は、これらすべてのリソースを利用可能とする為に役立てられています。

LibreOfficeユーザーはhttps://ask.libreoffice.org ,のコミュニティに招待され、そこでユーザー同士のサポートを受けることができます。プロジェクトに時間と専門的なスキルを提供したい人は、https://whatcanidoforlibreoffice.org の専用ウェブサイトを訪れることができます。…

LibreOffice 7.0.5がリリースされました


2021年3月12日ベルリン – LibreOffice 7.0ファミリー5回目のマイナーリリースとなるLibreOffice 7.0.5が、https://ja.libreoffice.org/download/からダウンロード提供を開始しました。このバージョンは、全ユーザーの利用が推奨されており、LibreOfficeをお使いの方はアップデートしてください。…

LibreOffice Kaigi 2021:発表者募集のお知らせ

2021年6月12日(土)に、LibreOfficeの国内イベントである「LibreOffice Kaigi 2021」をオンラインで開催します!

LibreOffice Kaigiは、日本国内のLibreOfficeユーザー、開発者、LibreOfficeプロジェクトで活動するボランティアが1年に1回、一同に集うイベントです。
2020年はLibreOffice 10周年、OpenOffice.orgから20周年にあたり、3月に大阪での開催を予定していましたが、COVID-19の影響により開催できませんでした。今年はオンライン上での開催するので場所にとらわれずに参加できます。…

ニュージェネレーションが学校、大学向けのフライヤーを制作

1月下旬、私たちは若い世代にLibreOfficeプロジェクトやコミュニティへ参加してもらうことに焦点を当てた、LibreOfficeニュージェネレーションを発表しました。発表以来、Telegram(チャット)グループでは多くの議論が行われてきましたが今日、ニュージェネレーションが初めて完成させた成果を発表します。学校や大学向けのLibreOfficeフライヤーです。…

「LibreOffice 7.1 Community」がThe Document Foundationからリリース

デスクトップ、モバイル、クラウドで生産性を向上するLibreOffice Technologyプラットフォームベースの最高に自由なオープンソース・オフィスソフト新バージョン「LibreOffice 7.1 Community」がリリース

2021年2月3日ベルリン – デスクトップ上での生産性を向上させる最高のオープンソース・オフィスソフト「LibreOffice 7.1 Community」のダウンロード提供を開始しました。https://ja.libreoffice.org/download
この「Community」という表記は、ボランティアサポート版であることを表し、企業の利用は対象としておらず、サポートを必要とする企業には適していない事を強調するために付けられています。…

LibreOfficeテンプレートコンテスト開催 – 素晴らしい賞品を手に入れよう!

LibreOfficeには、さまざまなテンプレートが用意されています。そして、LibreOfficeの拡張機能とテンプレートWebサイトから追加することもできます。これがさらに増えるなら大歓迎です。本日(訳注:12月10日に発表されたので日本では10日過ぎています。ごめんなさい)、LibreOfficeへの貢献者であり、The Document FoundationのアドバイザリーボードメンバーでもあるスイスのAdfinis社は、LibreOfficeのための光り輝く新しいテンプレートを手に入れるためのコンテストを開始しました。…

The Document FoundationがLibreOffice 7.0.4の提供を開始

2020年12月17日 ベルリン ― LibreOffice 7.0ファミリー4回目のマイナーリリースとなるLibreOffice 7.0.4の提供を発表しました。
https://www.libreoffice.org/download/

LibreOffice 6.4ファミリーは、サポート終了となっていますので、LibreOfficeをお使いのすべてのユーザーは、こちらのバージョンにアップデートすることをお勧めします。LibreOffice 7.0.4には、110を超えるバグ修正と文書互換性の改善が含まれています。…