2023年7月15日(土)に、LibreOfficeの国内カンファレンスである「LibreOffice Kaigi 2023」をオンラインで開催します!
LibreOffice Kaigi は、日本国内のLibreOfficeユーザー、コミュニティで活動するボランティアが1年に1回、一同に集うイベントです。2021年から3回目のオンライン開催となります。どこからでも気軽に参加することが可能です。昨年の様子はレポート記事 をご覧ください。
LibreOffice日本語チームでは、このカンファレンスにおいてLibreOfficeに関する発表を広く公募します。LibreOfficeを活用した事例紹介や使い方のコツの紹介、開発の技術的な解説、プロジェクトでの活動についてなど、LibreOfficeに関する話題であればどんなテーマでもかまいません。
発表時間は質疑応答を含め30分または15分です。応募多数の場合は、運営メンバの投票にて選考します。
同時にライトニングトークも募集します。発表時間は5分で質疑応答は無し、時間が来たら打ち切られるショートトークです。
また、イベントを一緒に支えるボランティアスタッフも募集します。SNSへの投稿、各所への告知、レポートの執筆、配信サポート、司会など、様々なタスクがあります。何か1つでも可能な方は、下記お問い合わせメールアドレスまでご連絡ください。
募集要項
発表(30分または15分、質疑応答を含む)
* 発表者名:
* 発表者連絡先メールアドレス:
* 発表タイトル:
* 発表概要(200字程度):
* 発表希望時間:30分か15分のどちらかを選択
* 選外となった場合、ライトニングトークに応募するかどうか(はい・いいえ)
ライトニングトーク(5分、質疑応答なし)
* 発表者名:
* 発表者連絡先メールアドレス:
* 発表タイトル:
応募方法
募集要項を確認の上、メールでja-contact@libreoffice.org までご応募ください。締め切りは、2023年5月30日(火)24:00(日本時間)です。ボランティアスタッフ応募についてもja-contact@libreoffice.org までご応募ください。
なお、発表は録画してアーカイブを…
2022年7月16日(土)にLibreOffice Kaigi 2022 オンライン を開催しました。「LibreOffice Kaigi」は日本で年に1回の集まりで、昨年に続いてオンラインでの開催でした。Jitsi meetとYoutube Liveを使った開催で、参加者は両方を合わせて最大22名でした。The Document Foundationとアイクラフト株式会社 にスポンサーしていただきました。ありがとうございました。
当日の様子はYoutube Liveのアーカイブ動画 でみることができます。またスライドもTDF Wiki にアップロードしています。また下農さんの動画 は別途公開されています。
基調講演では、W3Cの国際化ワーキンググループで活動されている下農淳司さんに「日本語組版処理の要件の現状」をお話いただきました。日本語組版処理の要件 (JLreq)はCSSなどの仕様開発などで参照されていますが、ODFからも参照されており、LibreOfficeで日本語組版を実装する時に参考にされるという日本語ユーザーにとっては重要なものです。講演では、国際化ワーキンググループの全体活動についてや、JLreqの歴史などや概要の紹介、現在検討されている日本語デジタルテキスト組版の要件 (jlreq-d)の紹介などがありました。発表は事前収録でしたが、質疑はライブで様々な質問がでて時間が足りなくなりそうなくらい盛り上がりました。
組版要件は日本語を含めて現在は5つの言語が公開されています。JIS X 4051:1995、JIS X 4051:2004が出た後、W3Cとしての活動は2006年ごろから始まりました。日本語組版のタスクフォースは2007年からです。JLreqは活版や写植といった印刷媒体で行なわれてきたもので、職人の技を前提として成り立っているものや、歴史的な構造、組版構成、組版規則の集大成になっています。日本語とその文字について知識がない仕様開発者にも理解できるように作られており、英語と日本語で公開されています。
rubyにまつわる諸問題としては、”rb”や”rtc”タグが仕様に入っておらず、ブラウザによっては”rb”が認識されません。それらへの対応が進むような活動もされているそうです。親文字と文字数がずれていたり、日本語文字の上にラテン文字をのせると文字幅がたりなかったり、ラテン文字の間をあけるわけにもいかないなど、配置の議論もされました。大量に例外があり、JLreqには可能な限り書かれていました。実装しやすくある程度の品質を持つruby配置をまとめた「simple-ruby 」や、ルビのアクセシビリティー考慮 について検討が進んでいるそうです。今後への活動としては、電子媒体向け組版要件であるjlreq-d への検討が去年から始まっています。デジタルでは、読み手の環境で組版がなされて、表示がかわるリフローが起こります。国際化環境を前提として、確立されている技術をもとにシンプルに優先順位をつけて作っていく方針とのことです。
渡邉俊彦さんからは「“ツール>言語>中国語の変換”などの機能を使っている人の話」のお話がありました。日本語と中国語を混在させた学校用教材を作って授業されているそうす。その際に便利な、Writerで中国語の繁体字、簡体字を変換する機能の紹介でした。同じ漢字で字体が違う場合だけでなく、言葉(語彙)そのものが変わるケースでも変換できることがあるそうです。私はこの機能の存在を知りませんでしたが、状況があえば、とても便利そうです。…
2021年6月12日(土)に「LibreOffice Kaigi 2021 オンライン 」(参加登録ページ )を開催しました。「LibreOffice Kaigi」は日本で年に1回の集まりです。2020年は3月に大阪で予定していましたが、COVID-19の影響で開催できませんでした。今年は初のオンライン開催で、Jitsi meetにスピーカーや参加者が参加し、YouTube Liveにも中継する方式で行いました。最大接続数は両方あわせて27名程度でした。
The Document Foundationとアイクラフト株式会社 にスポンサーしていただきました。ありがとうございました。…
The Document Foundationは、すべてのメンバーと貢献者に今年、オンラインで開催されるLibreOffice Conferenceの開催をお知らせするとともに発表やワークショップの企画の応募を呼びかけます。イベントの開催日程は9月23日(木)から25日(土)まで。プレゼンテーションの経験がある方も人前で話したことがない方も、LibreOffice、ODF、Document Liberation Project、ODF Toolkitについて興味深い話題をお持ちの方はぜひ、ご応募ください。…
openSUSE + LibreOfficeカンファレンス運営チームは、カンファレンスの日程を当初の10月13日~16日から10月15日~17日 に少し調整しました。
新しい日程は木曜日から土曜日までです。参加者は、7月21日の発表者募集終了までカンファレンス発表の応募 ができます。…
openSUSE + LibreOfficeカンファレンス 運営チームは、両プロジェクトの理事会とともにカンファレンスをオンラインカンファレンスに変更することを決定しました。
イベントを物理的なイベントからオンラインイベントに移行した理由は、COVID-19パンデミックをめぐる不確実性、旅行、カンファレンス計画、ロジスティクス、参加者の来場の可能性への影響からです。…
これは、LibreOffice日本語チームおがさわらさんの個人ブログに書いた記事の転載です。素晴らしい作業と翻訳者による解説は、オフィシャルに紹介してもよい記事だと思うので改めてLibreOfice日本語チームブログに転載しました。皆さまも、おがさわらさんによるセルフライナーノーツと合わせてお楽しみください(nogajun)
去年行われましたLibreOffice Asia Conference 2019 Tokyo の基調講演2本の字幕を聞き取りなおして日本語訳もつけたので、 せっかくだからもっといろんな人に見てほしいということで宣伝エントリーを書くことにしました。
言わずもがなですがわたくしの個人ブログに書いてることからお分かりの通り、 ここに書いてあることはLibreOffice日本語チーム、あるいはTDFをいかなる意味でも代表した発言ではござりませぬ。 あくまでもLibreOfficeというプロジェクト、コミュニティに好感を持つ一個人の意見としてお読みくださいませ。
みなさま
来る2020年3月7日(土)に、LibreOfficeの国内イベントである「LibreOffice Kaigi 2020」をGMOインターネットグループのご協力で大阪・梅田のGMO Yours大阪にて開催します!
このカンファレンスには国内のLibreOfficeユーザー、開発者、LibreOfficeプロジェクトで活動するボランティアが一同に集結します。
LibreOffice日本語チームでは、このカンファレンスにおいてLibreOfficeに関する発表を広く公募いたします。LibreOfficeを活用した事例紹介やコード開発の技術的な解説、あるいはTipsの紹介など、LibreOfficeに関する話題であればどんなテーマでもかまいません。
発表時間は質疑応答を含め30分です。…