Monthly Archive:: September 2025

The Document FoundationがLibreOffice 25.2.6 を発表

2025年9月8日 ベルリン ― The Document Foundationは、LibreOffice 25.2ファミリーの6回目のメンテナンスリリースであるLibreOffice 25.2.6のリリースを発表しました。以下からダウンロード可能です[1]。
https://ja.libreoffice.org/download

LibreOffice 25.2.6は、LibreOffice Technologyプラットフォームをベースとしており、エコシステムよって開発されたデスクトップ、モバイル、クラウド向けのバージョンに対応しています。また、文書フォーマットとして、オープンな国際標準である ODF(ODT、ODS、ODP)と、クローズドで独自仕様のMicrosoft OOXML(DOCX、XLSX、PPTX)の2つのISO標準規格をサポートしています。

LibreOfficeテクノロジーに基づく製品は、主要なデスクトップOS(Windows、macOS、Linux、ChromeOS)、モバイル(Android、iOS)、クラウド向けに提供されています。

TDFは、企業・団体へのLibreOffice導入について、エコシステム企業が提供するLibreOffice Enterprise向けに最適化されたバージョンを推奨しています。これらには、専用の付加価値やサービスレベル契約(SLA)、3年から5年間のセキュリティパッチのバックポートなどのメリットがあります。
https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-in-business/

LibreOffice

LibreOffice 25.8.1リリースのお知らせ

2025年8月29日ベルリン – 個人の生産性向上のための、ボランティアコミュニティによって支えられる自由なオフィススイートであるLibreOfficeの25.8系最初のマイナーリリースLibreOffice 25.8.1が、Windows、MacOS、Linux向けに利用可能になりました。
https://ja.libreoffice.org/download

このリリースには、LibreOffice 25.8 [1] に対して約100件のバグおよびリグレッション修正が含まれており、ソフトウェアの安定性と堅牢性が向上しています。特に、ノートブックバーUIオプションに関するクラッシュの問題や、Microsoft独自形式を開く際の複数のバグが修正されています。

LibreOfficeは、市場のリーダーに匹敵する機能セットを備えた唯一のオフィススイートです。また、従来のものから最新のものまで、あらゆるユーザーの習慣に対応する幅広いインターフェース・オプションを提供するとともに、デスクトップ上の利用可能なスペースを最適化し、さまざまな画面サイズや形状に合わせて最大限に活用し、1~2クリックで最大限の機能を利用できるようにしています。

最新の機能を必要とせず、より多くのテストとバグ修正が行なわれたバージョンを好む方のために、The Document FoundationではLibreOffice 25.2ファミリーを維持しており、数カ月分の修正が後方移植されています。現在のバージョンは、LibreOffice 25.2.5です。

The Document Foundationは、ユーザー向けの技術サポートを提供していませんが、メーリングリストや質問掲示板のAsk LibreOfficeに質問を投稿して、他のユーザーからのサポートを受けられます。
https://ask.libreoffice.org/c/japanese/16

LibreOfficeユーザー、自由ソフトウェアを支持する方、コミュニティメンバーは、寄付を通じてThe Document Foundationを金銭面からサポートできます。