2020年2月20日、ベルリン – The Document FoundationよりLibreOffice 6.3.5をお知らせします。これはLibreOffice 6.3系の5番目のマイナーリリースであり、技術に情熱を燃やす方や、熟練したユーザー向けです。該当する方に対して現行のバージョンから更新することをお奨めします。この新しいバージョンでは不具合や回帰バグが修正されており、文書の互換性の点で改善されています。
Month: February 2020
LibreOfficeだけにある10の素晴らしい機能
こちらの年表をご覧になるとわかるように、LibreOfficeはOpenOffice.org(通称 OpenOffice)の後継プロジェクトです – クリックすると拡大します: 私たちは半年ごとに新しいメジャーバージョンをリリースしています – それではコミュニティと認定開発者が追加した数々の素晴らしい機能を見ていきましょう!
LibreOffice Kaigi 2020中止のお知らせ
昨年LibreOffice Kaigi 2020の開催をお知らせし、基調講演を含めたプログラムを決定した上で開催の調整を続けて参りましたが、昨今の新型コロナウイルス感染症を巡る影響により会場確保が困難になり、LibreOffice Kaigi 2020はやむを得ず中止することになりました。 とはいえ今年は記念すべき年であることには変わりなく、後日あらためての開催を予定しています。詳細は決まり次第発表します。
LibreOfficeはフリー(自由)ソフトウェアが大好き♥
2月14日は何の日かご存知ですか? そう。フリー(自由)ソフトウェアに愛を告白する「I Love Free Software Day」(Google翻訳)です! LibreOfficeも自由ソフトウェアが大好きです。みなさんも自由ソフトウェアへの愛をチョコレートと一緒に送ってみませんか? この記事は下記ブログ記事からのLibreOffice日本語チームによる翻訳です: https://blog.documentfoundation.org/blog/2020/02/13/i-love-free-software/
LibreOffice 6.4からデフォルトのフォントが変更になりました
先週リリースされたLibreOffice 6.4はすでにお使いでしょうか? リリースされたばかりのバージョンを使う気にはならないという気持ちもよくわかります。 それはさておき、リリースアナウンスやリリースノートにはありませんが、この6.4には日本語でお使いの方には大きな変更点があります。 6.3までは、デフォルトのフォントがWindowsではMS明朝/ゴシック、LinuxディストリビューションなどではIPA明朝/ゴシックでしたが、この6.4からはWindowsでは游明朝/ゴシック、LinuxディストリビューションなどではNoto Serif/Sans CJK JPになりました。ただしWindows(やmacOS)でもNoto Serif/Sans CJK JPをインストールすると最優先で使用されます。またNoto Sans CJK JPフォントは最新版(少なくとも2.001以降)をお使いください。 具体的に見ていきましょう。 Windows版のスクリーンショットですが、6.3以前でWriterを起動するとデフォルトのフォントはMS明朝でした。 6.4以降でWriterを起動すると、Windows 10など游明朝/ゴシックがインストールされている場合はMS明朝/ゴシックよりも優先して使用されています。 もしNoto Serif/Sans CJK JPをインストールすると、最優先で使用されます。 前述のとおりNoto Serif/Sans CJK JPが最優先で使用されるのは全プラットフォームで同じなので、もしマルチプラットフォーム環境下でLibreOfficeで作成したファイルを使い回す場合、すべてのプラットフォームにNoto Serif/Sans CJK JPをインストールしておくとフォントが替わる/ずれるといった事態を回避することができます。 ただし、現状游明朝/ゴシック(だけではないのですが)には「flac=1」というOpenType機能がついてしまうというバグがあるようです。 これを回避する意味で、Noto Serif/Sans CJK JPをインストールするのもありかも知れません。さまざまな太さ(ウエイト)が揃っていますしね。 というわけで、注意点を含めLibreOffice 6.4のデフォルトフォントが変更されたことを広くご承知おきください。
LibreOffice, OpenOffice(.org), StarOfficeの年表
歴史の時間です! LibreOfficeはOpenOffice(.org)と、その前のStarOffice(※)の後継なのです。私たちは6ヶ月ごとに新しいバージョンをリリースし、重要な新機能、セキュリティアップデート、そして互換性の向上などを提供しています……(クリックすると拡大) (※訳注)日本では商標の関係で「StarSuite」として販売されていたソフトです。 この記事は下記ブログ記事からのLibreOffice日本語チームによる翻訳です: https://blog.documentfoundation.org/blog/2020/02/04/libreoffice-openoffice-org-and-staroffice-timeline/
