LibreOffice Kaigi 2022 オンラインは7/16(土)開催です
日本国内で年1回の集まりである「LibreOffice Kaigi」を2022年7月16日(土)にオンラインで開催します。参加者やLT発表者を募集中です。
LibreOffice Kaigiは、日本国内のLibreOfficeユーザー、開発者、LibreOfficeプロジェクトで活動するボランティアが1年に1回、一同に集うイベントです。昨年に引き続きオンライン開催です(昨年のレポート記事)。
- 参加を希望される方は、参加申込ページで登録のうえ、ご参加ください。
- LT発表を希望される場合は ja-contact@libreoffice.org 宛に発表者名、発表タイトルの情報をお送りください。
開催概要
- 日時:2022年7月16日(土)13:30-17:35
- 場所:オンライン
- 参加費:無料
基調講演「下農淳司:日本語組版処理の要件の現状」
W3Cには国際化・アクセシビリティー・プライバシーなどの各領域について、全仕様のレビューや仕様開発グループ向けなどの参考文書を策定するための水平レビューグループが設置されています。国際化ワーキンググループの中に、JLReq日本語組版要件タスクフォースが設置されており、CSSなどの仕様開発に於いて参照されている日本語組版処理の要件(JLreq)の文書の策定やUnicodeへの提言、仕様開発グループからの問い合わせへの対応などを行っております。
本セッションでは、タスクフォースの活動や、現在検討中のリフローを前提としUnicodeを基本とするデジタル時代の日本語組版処理の要件(jlreq-d)などについてご紹介いたします。
基調講演は、W3Cの日本語組版処理の要件の編集者(Editors)のお一人である下農さんにお話いただきます。この要件はODFでこれを参照することになっており、LibreOfficeにとって重要なものです。
講演
講演は以下を予定しています。かなり多彩なものになりました。
- 日本語チーム枠「この1年のLibreOfficeの状況を振り返る」
- 渡邉俊彦「“ツール>言語>中国語の変換”などの機能を使っている人の話」
- 丸市展之「OpenStreetMap / 3D!? – 2022 〜LibreOfficeとコンソール(awk)でのマッピング〜」
- 案浦浩二「CalcにApache Hopを使ってさまざまなデータを簡単に取り込もう」
参加方法
オープンソースのWeb会議システムであるJitsi meetを利用します。発表者と参加者、スタッフが同じURLにアクセスします。それをYoutube Liveにも配信します。Jitsi meet、Youtube Liveのどちらでも参加いただけますが、口頭で質問したりディスカッションに参加されたい方は、Jitsi meetにご参加ください。
Jitsi meetの接続先
申込ページで参加登録したうえで、ログインした状態で「参加者への情報」欄をご覧ください。接続先のURLが記載されています。Webブラウザ(ChromiumかFirefox最新版を推奨)で開場時間以降にアクセスください。早めに参加登録されている方には、前日夜に接続先の案内メールもお送りする予定です。
お問い合わせ
日本語チームのメールアドレス ja-contact@libreoffice.org までお気軽にお問い合わせください。