2025年5月8日 ベルリン ― 自由なオフィススイートのボランティアサポート版「LibreOffice 24.8」の7番目で最後のマイナーリリースであるLibreOffice 24.8.7がリリースされ、Windows版(Intel、AMDおよびARMプロセッサ)、macOS版(AppleおよびIntelプロセッサ)、Linux版がダウンロード可能になりました。 https://ja.libreoffice.org/download/ LibreOfficeは、ユーザーのプライバシーを尊重する唯一のオフィススイートです。ユーザーが作成したコンテンツを共有するかどうかや、誰と共有するかを決めることができます。文書からユーザーに関連する情報を削除することもできます。さらに、市場の主要製品に匹敵する機能を備えています。 他の製品に対するLibreOfficeの最大の利点は、LibreOffice Technologyエンジンです。これは、エコシステム企業の製品を含め、LibreOfficeのデスクトップ、モバイル、クラウドのバージョンが基盤としている単一のソフトウェアプラットフォームです。LibreOffice Technologyをベースにした製品は、Windows、macOS、Linux、Chrome OSのデスクトップOSをはじめ、AndroidやiOSのモバイルプラットフォーム、クラウドにも提供されています。 マニュアルを探しているエンドユーザーは、LibreOffice 24.8のガイドを次のリンクからダウンロードできます。 https://books.libreoffice.org/en/ 日本語版は、次のリンクからダウンロードできます。 https://documentation.libreoffice.org/ja/documentation-in-japanese/ TDFは、企業・団体へのLibreOffice導入について、エコシステムパートナーが提供する特別な付加価値を多数含んだ、LibreOffice Enterpriseファミリーのアプリケーションを強く推奨します。これらには、セキュリティパッチの3年から5年のバックポートや、サービスレベル契約(SLA)などのメリットがあります。 https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-in-business/ LibreOffice24.8.7の利用について LibreOffice 24.8.7 Communityは以下から利用可能です。 https://ja.libreoffice.org/download/ 商用OSの最小要件は、Microsoft Windows 7 SP1(Microsoftによるサポートは終了)とApple macOS 10.15です。 AndroidとiOS向けの製品についてはこちらをご覧ください。 https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-for-android-and-ios/ LibreOffice 24.8は、2025年6月中旬にサポート終了(EOL)を迎えます。ユーザーは、LibreOffice 25.2へ移行されることをお勧めします。このバージョンは本番環境での利用に対して十分にテストされています。現在のバージョンは、LibreOffice 25.2.3です。 エンドユーザーは、ユーザーメーリングリストや質問掲示板のAsk LibreOfficeに質問を投稿して、他のボランティアユーザーから基本レベルのサポートを受けることができます。 https://ask.libreoffice.org/c/japanese/16 また、エンドユーザーは、寄付を通じてThe Document Foundationを金銭面からサポートすることができます。 https://ja.libreoffice.org/donate この記事は、TDFブログの記事「LibreOffice 24.8.7 is available for download」をLibreOffice日本語チームが翻訳しました。
Month: May 2025
LibreOffice 25.2.3リリースのお知らせ
自由で高機能なオフィススイートに安定性の向上と修正を加えた最新のメンテナンスリリース 2025年4月30日 ベルリン – The Document Foundationは、LibreOffice 25.2ファミリーの3番目のメンテナンスリリースであるLibreOffice 25.2.3のリリースを発表しました。対象プラットフォームはWindows(Intel、AMD、ARM)、macOS(Apple SiliconおよびIntel)、Linuxです。現在、https://ja.libreoffice.org/download/ よりダウンロード可能です。このリリースでは、多数の不具合修正と互換性の改善が行われており、パフォーマンス、信頼性、相互運用性がさらに向上しています。 LibreOffice 25.2.3は、最新の機能と安定性を両立するLibreOffice 25.2シリーズの一部です。エンタープライズ環境において、より十分に検証されたバージョンを必要とするユーザーには、LibreOffice 24.8の利用を推奨します。 LibreOffice 25.2.3は、LibreOffice Technologyプラットフォームをベースとしており、エコシステム内の企業によって開発されたデスクトップ、モバイル、クラウド向けのバージョンに対応しています。また、文書フォーマットとして、オープンな国際標準である ODF(ODT、ODS、ODP)と、クローズドでプロプライエタリな Microsoft OOXML(DOCX、XLSX、PPTX)の2つのISO標準規格をサポートしています。 LibreOfficeテクノロジーに基づく製品は、主要なデスクトップOS(Windows、macOS、Linux、ChromeOS)、モバイル(Android、iOS)、クラウド向けに提供されています。 TDFは、企業・団体へのLibreOffice導入について、エコシステムパートナーが提供する特別な付加価値を多数含んだ、LibreOffice Enterpriseファミリーの導入を推奨します。これらには、多くの特典が含まれ、他にもサービスレベル契約(SLA)や数年間のセキュリティパッチのバックポートなどのメリットがあります。 https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-in-business/ LibreOffice 25.2のWriter、Impress、Draw、Mathに対応した英語版マニュアルは https://books.libreoffice.org/en/(日本語版) から入手可能です。エンドユーザーは、ユーザーメーリングリストや質問掲示板のAsk LibreOffice(https://ask.libreoffice.org/c/japanese/16)に質問を 投稿して、他のボランティアユーザーから基本レベルのサポートを受けることができます。 LibreOfficeのダウンロード すべてのバージョンのLibreOfficeは、https://ja.libreoffice.org/download/ からダウンロードできます。LibreOfficeのユーザー、自由ソフトウエアを支持する方、コミュニティメンバーは、寄付(https://ja.libreoffice.org/donate/)を通じてThe Document FoundationおよびLibreOfficeプロジェクトを支援することができます。 【参考】 RC1で修正された内容: https://wiki.documentfoundation.org/Releases/25.2.3/RC1 RC2で修正された内容: https://wiki.documentfoundation.org/Releases/25.2.3/RC2 この記事は、TDFブログの記事「Announcing LibreOffice 25.2.3」をLibreOffice日本語チームが翻訳しました。
