2022年3月3日 ベルリン ― テクノロジーファンやパワーユーザーに向けたLibreOffice 7.3ファミリー1回目のマイナーリリースとなるLibreOffice 7.3.1 Communityがダウンロードできるようになりました。
https://ja.libreoffice.org/download/
このバージョンでは、Calcの自動計算の不具合や、AVX命令がない場合のCalc実行時のクラッシュ、macOSのSkiaグラフィックエンジンに関するクラッシュなど、LibreOffice 7.3のいくつかのバグ修正を提供しています。
LibreOffice 7.3ファミリーは、セキュリティや堅牢性の面で独自ファイル形式よりも優れたオープンドキュメント形式(ODF)のネイティブサポートを始め、DOCX、XLSX、PPTXファイルのより良いサポートなど、オフィスソフトの世界で最高レベルの互換性を提供します。
Microsoft Officeが使用するファイル形式は、国際標準化機構(ISO)が2008年に非推奨にした独自のファイル形式に基づいています。これは人為的に複雑化しており、ISO承認の規格ではありません。このISO標準形式に対する尊重の欠如は、LibreOfficeに問題を生じさせる可能性があり、透明な相互運用性にとって大きな問題となります。
企業向けLibreOfficeの導入
TDFは、企業・団体への導入について、エコシステムパートナーが提供するLibreOffice Enterpriseファミリーの導入を強く推奨します。これには、長期サポートリリース(LTS)、専門家による支援、個別のニーズにあわせた開発、サービスレベル契約(SLA)が含まれます。
https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-in-business/
LibreOffice CommunityおよびLibreOffice Enterpriseファミリーの製品は、LibreOffice Technologyプラットフォームに基づいています。これは、デスクトップだけでなく、モバイルやクラウドにも最先端のオフィススィートを提供することを目的とした長年の開発成果です。
LibreOffice Technologyに基づく製品は、主要なデスクトップオペレーティング・システム(Windows、macOS、Linux、Chrome OS)やモバイルプラットフォーム(Android、iOS)、クラウドで利用できます。各企業のブランド戦略により異なる名前が付けられていることがありますが、どれも同じくLibreOffice独自の利点や堅牢性、柔軟性を共有しています。
LibreOffice 7.3.1の利用
LibreOffice 7.3.1は、最先端の機能を持つオープンソースオフィスソフトです。個人利用が主目的で、新機能よりも多くのテストとバグ修が行われたリリースを好むユーザーのために、The Document FoundationはLibreOffice 7.2.5を提供しています。
LibreOffice
Microsoftの独自なファイル形式との相互運用性に焦点をあてたコードの改善が多くなされ、さらにOfficeから乗り換えるユーザを対象とした豊富な新機能が搭載されました。これらによって、LibreOfficeへの移行がより簡単になりました
2022年2月2日ベルリン – デスクトップ生産性向上のための自由なオープンソース・オフィスソフトのボランティアサポート版「LibreOffice 7.3 Community」がダウンロード可能になりました。
https://ja.libreoffice.org/download
デスクトップ、モバイル、クラウドでの個人の生産性を高めるLibreOffice Technologyプラットフォームをベースに作られ、Microsoft OfficeからLibreOfficeに移行したり、2つのオフィススイート間でドキュメントをやり取りするユーザーを対象に、多くの改善を提供します。
相互運用性の改善には、次の3つがあります。
- 新機能の開発。例えば「変更の追跡」機能が表の中やテキスト移動の際にもより便利に機能するようになりました。これによりMicrosoft Officeドキュメントとの相互運用性も向上します
- フォーマンスの向上。巨大なDOCXおよびXLSX /
2022年1月6日 ベルリン ― The Document Foundationは、LibreOffice 7.2ファミリー5回目のマイナーリリースとなるLibreOffice 7.2.5 Communityを発表しました。ダウンロードページから入手できます。
https://ja.libreoffice.org/download/
このバージョンには、90件のバグ修正と文書互換性の改善が含まれています。変更履歴には、修正の詳細が記載されています。「RC1での変更」と「RC2での変更」
TDFは、企業・団体への導入について、エコシステムパートナーが提供するLibreOffice Enterpriseファミリーの導入を強く推奨します。これには、長期サポートリリース(LTS)、専門家による支援、個別のニーズにあわせた開発、サービスレベル契約(SLA)が含まれます。
https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-in-business//
LibreOffice CommunityおよびLibreOffice Enterpriseファミリーの製品は、LibreOffice Technologyプラットフォームに基づいています。これは、デスクトップだけでなく、モバイルやクラウドにも最先端のオフィススィートを提供することを目的とした長年の開発成果です。
LibreOffice TechnologyベースのAndroidおよびiOS製品はこのページを、アプリストアおよびChromeOSはこちらをご覧ください。
助けを得る、私たちを支援する
LibreOfficeの個人ユーザーは、
ドイツ北部のシュレースヴィヒ・ホルスタイン州は、行政や学校において、LibreOfficeを含むオープンソースソフトウェアに移行する予定です。
これにより、州はプロプライエタリなソフトウェアへの依存を減らし、最終的には完全に依存を解消したいと考えています。2026年末までに、公務員と従業員(教師を含む)が使用する25,000台のコンピューターすべてでMicrosoft OfficeはLibreOfficeに置き換えられ、WindowsオペレーティングシステムはGNU/Linuxに置き換えられます。
これらに必要な手順は、デジタル大臣のJan Philipp Albrectがc’tとのインタビューで説明しているように、シュレースヴィヒ-ホルスタイン州議会(ドイツ)の計画に明記されています(ドイツ語-Google翻訳版もここにあります)。
LibreOfficeの背後にある非営利団体であるThe Document FoundationのLothar BeckerとThorsten Behrensは、責任者とのミーティングに招待されました(以下の写真)。焦点は、クラウドソリューション、LibreOfficeやその他のシステムとの統合、ビデオカンファレンスツールに当てられました。
The Document Foundationは、LibreOfficeが公的機関で利用されていることを喜ばしく思っています。また、世界中のより多くの連邦州や政府、その他の組織が移行に参加することを希望しています。
2021年9月16日 ベルリン ― テクノロジーファンやパワーユーザに向けたLibreOffice 7.2ファミリー1回目のマイナーリリースとなるLibreOffice 7.2.1 Communityがダウンロードできるようになりました。
https://ja.libreoffice.org/download/
このバージョンには、77を超えるバグ修正と、文書互換性の改善が含まれています。
TDFは、企業・団体への導入について、エコシステムパートナーが提供するLibreOffice Enterpriseファミリーの導入を強く推奨します。これには、長期サポートリリース(LTS)、専門家による支援、個別のニーズにあわせた開発、サービスレベル契約(SLA)が含まれます。
https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-in-business/
LibreOffice CommunityおよびLibreOffice Enterpriseファミリーの製品は、LibreOffice Technologyプラットフォームに基づいています。これは、デスクトップだけでなく、モバイルやクラウドにも最先端のオフィススィートを提供することを目的とした長年の開発成果です。
LibreOffice Technologyに基づく製品は、主要なデスクトップオペレーティング・システム(Windows、macOS、Linux、Chrome OS)やモバイルプラットフォーム(Android、iOS)、クラウドで利用できます。各企業のブランド戦略により異なる名前が付けられていることがありますが、どれも同じくLibreOffice独自の利点や堅牢性、柔軟性を共有しています。
LibreOffice 7.2での主な新機能
LibreOffice 7.2 Communityは、Microsoft独自のDOCX/XLSX/PPTXファイル形式との相互運用性を大幅に改善しました。例えば、Writerの表(表機能のインポートとエクスポートおよび管理を改善、フローティングテーブルでの変更追跡のサポート改善)、Writerのキャッシュされたフィールド結果の管理、DOC/DOCXファイルでのヘッダ最終段落の下の間隔サポート、PPTXファイルをインポートする際のSmartArtの追加改善などです。
さらに、LibreOffice 7.2 Communityでは、大きなファイルの処理、特定のDOCXやXLSXファイルを開く、フォントキャッシュの管理、プレゼンテーションや図形描画で大きな画像を開くなど、パフォーマンスが大幅に改善されています。また、LibreOffice 7.1で導入されたSkiaバックエンドを使用する際の描画速度が向上しています。
LibreOffice 7.2では、ARMアーキテクチャをベースにAppleが設計したApple Siliconプロセッサにネイティブで対応しました。このプラットフォームでの開発は初期段階ということもあり、バイナリは提供しますが重要な業務などでの利用はお控えください。ソフトウェアは以下のリンクからご利用可能です。