自由・オープンソースオフィススイートの20年

20年前の2000年7月19日、Sun Microsystemsは、カリフォルニア州モントレーで開催されたオライリー・オープンソースコンベンションで、StarOffice Suiteのソースコードをオープンソースコミュニティにリリースしたことを発表しました。ここから、OracleによるSunの買収が発表されるまでの約10年間、OpenOfficeプロジェクトの成長を支えたコミュニティの歴史が始まりました。

2010年9月、同コミュニティは、LibreOfficeプロジェクトを推進し、オリジナルのコピーレフトライセンスに忠実であり最高のオープンソースオフィススイートの歴史を続けるために、The Document Foundation(Sunのプレスリリースで約束されていたにもかかわらず、何らかの理由により常に延期されていた団体)を設立しました。

本日、Open Document Format 1.3を初めてサポートをするLibreOffice 7.0発表の準備をしている最中ですが、その20年間の活動をお祝いします。LibreOfficeの未来について議論も含め、あらゆることに注ぎ続ける情熱は過去20年間衰えることのない日々の取り組みの証であり、それは20年後も変わらないでしょう。

自由でオープンなオフィススイート、20歳のお誕生日おめでとう!

この記事はTDF Blogの「20 Years of the FOSS Office Suite」: https://blog.documentfoundation.org/blog/2020/07/18/20-years-of-the-foss-office-suite/ をLibreOffice日本語チームが翻訳をしました。

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