LibreOffice 25.8.4の発表

ベルリン、2025年12月18日 ― 2025年12月18日ベルリン – Windows、MacOS、Linux向けの個人生産性向上のために、ボランティアによって開発されている自由なオフィススイート、LibreOfficeの25.8系4回目のマイナーアップデート、LibreOffice 25.8.4が利用可能になりました。
https://ja.libreoffice.org/download

LibreOffice 25.2 は 11 月 30 日をもってサポート終了となり、LibreOffice 26.2 は 2 月初旬に発表予定です。本リリースは本番環境での利用に適したものとなっています。70 件を超える修正が含まれており、スイートのパフォーマンス、信頼性、相互運用性がさらに向上しています。すべての LibreOffice ユーザーに対し、できるだけ早期の更新を推奨します。

LibreOffice 25.8.4は、非常に堅牢な LibreOffice Technology プラットフォームを基盤としており、TDFおよびエコシステム企業によるデスクトップ、モバイル、クラウドアプリケーションの開発を可能にしています。このプラットフォームは、完全な相互運用性を確保するため、利用可能な2つの文書形式、すなわちネイティブなオープン標準である ODF(Open Document Format:ODT、ODS、ODP)と、プロプライエタリな Microsoft OOXML(DOCX、XLSX、PPTX)の両方をサポートしています。

LibreOffice Technology を基盤とした製品は、すべての主要なデスクトップ OS(Windows、macOS、Linux、Chrome OS)、モバイルプラットフォーム(Android、iOS)、およびクラウドで利用可能です。

エンタープライズ向けの導入においては、SLA や 3~5 年間のセキュリティパッチのバックポートなどの付加価値を備えたバージョンが、エコシステム企業から提供されています(ビジネスでのLibreOffice)。

LibreOffice 25.8 系の英語版マニュアルは、LibreOffice ブックストアからダウンロードできます。(日本語版ガイドはこちら

エンドユーザーは、メーリングリストや Ask LibreOffice フォーラムを通じて、ボランティアによる基本的な技術サポートを受けることができます。

LibreOffice のすべてのデスクトップ版は、同一の ダウンロードページから入手できます。Microsoft 365 との相互運用性を向上させるため、TDF は専用のダウンロードページから Microsoft Aptosフォントをインストールすることを推奨しています(Microsoft Aptos フォント

LibreOffice のエンタープライズユーザーおよび個人ユーザーは、寄付を通じて、The Document Foundation および LibreOffice プロジェクトを支援できます(寄付ページ)。

[1]RC1 における修正点:LibreOffice 25.8.4 RC1
RC2 における修正点:LibreOffice 25.8.4 RC2

この記事は、TDFブログの記事「Announcement of LibreOffice 25.8.4」をLibreOffice日本語チームが翻訳しました。

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