
2019年9月26日、ベルリン – The Document FoundationよりLibreOffice 6.3.2をお知らせします。これはLibreOffice 6.3系の2番目のマイナーリリースであり、多くの不具合や回帰バグが修正されています。LibreOffice 6.3.2「最新版」は技術に情熱を燃やす方や、熟練したユーザー向けです。該当する方については現行のバージョンから更新することをお奨めします。…

2019年9月26日、ベルリン – The Document FoundationよりLibreOffice 6.3.2をお知らせします。これはLibreOffice 6.3系の2番目のマイナーリリースであり、多くの不具合や回帰バグが修正されています。LibreOffice 6.3.2「最新版」は技術に情熱を燃やす方や、熟練したユーザー向けです。該当する方については現行のバージョンから更新することをお奨めします。…
2019年9月5日、ベルリン – The Document FoundationはLibreOffice 6.3.1およびLibreOffice 6.2.7をお知らせします。LibreOffice 6.3系の最初のマイナーリリースと、LibreOffice 6.2系の7番目のマイナーリリースになります。多くのバグ修正とともに、重要なセキュリティ面での改善が含まれています。
LibreOffice 6.3.1およびLibreOffice 6.2.7では、スクリプトのような形のものを呼び出す場合には、マクロの呼び出しと同じように危険性があるものと見なし、文書がスクリプトを実行しようとしていることについて警告するダイアログを表示してユーザーに知らせます。文書に埋め込まれているマクロやスクリプトを実行するのを(そうすることにともなう潜在的なリスクを完全に認識している場合を除き)許可するべきではありません。
LibreOffice 6.3.1「最新版」は技術に情熱を燃やす方や、熟練したユーザーに向いています。LibreOffice 6.2.7「安定版」は、実運用環境で使っている方や、最新の機能より頑健性を求めているユーザーに向いています。全てのLibreOfficeユーザーは今すぐ現行のバージョンを更新するべきです。
世界中にいるボランティアがLibreOfficeを利用する個人ユーザーを手助けしてくれます: https://ja.libreoffice.org/get-help/community-support/ Webサイトおよびwikiにガイドやマニュアル、チュートリアル、ハウツーがあります。寄付のおかげでこれらの全ての資料が利用可能になっています。
LibreOfficeユーザーは是非 https://ask.libreoffice.org/ja/ のコミュニティに加わってください。ユーザー同士でお互いに助け合えます。TDFは商用サポートを提供できませんが、webサイトやwikiにガイドやマニュアル、チュートリアルやハウツーを用意しています。あなたからの寄付のおかげでこれらの文書が利用可能になっています。
LibreOffice 6.3.1の変更履歴はTDFのwikiでご覧いただけます: https://wiki.documentfoundation.org/Releases/6.3.1/RC1 (RC1で修正)、 https://wiki.documentfoundation.org/Releases/6.3.1/RC2 (RC2で修正)。LibreOffice 6.2.7の変更履歴もTDFのwikiにあります: https://wiki.documentfoundation.org/Releases/6.2.7/RC1 (RC1で修正)。
企業クラスの配備には、LibreOfficeエコシステムのパートナーからLibreOfficeを導入することをTDFは強くお奨めします。長期サポート版リリースや、専用の支援、必要に応じた新機能やバグ修正、その他のメリットがあります。さらに、エコシステムパートナーによってなされた活動はLibreOfficeに還元され、万人の利益となります。
また、移行やトレーニングのサポートは、付加価値サービスを提供する認定された専門家から受けるべきです。彼らはコミュニティから企業の世界へ広がり、CIOやITマネージャにプロプライエタリな提案に沿ったソリューションを提供します。
それどころか、成熟したコードベース、豊富な機能、オープンな標準のしっかりとしたサポート、優れた互換性、認定パートナーによる長期サポートオプションといった特長により、データのコントロールを取り戻しベンダーロックインから自由であろうとするビジネスにとって、LibreOfficeは理想的なソリューションとなっています。
LibreOffice 6.3.1およびLibreOffice 6.2.7は以下のリンクから今すぐダウンロードしてご利用いただけます: https://ja.libreoffice.org/download/ プロプライエタリのOSでの必須要件はダウンロードのページに書かれています。最新のLibreOffice …
2019年8月14日、ベルリン – The Document FoundationはLibreOffice 6.2.6をお知らせします。これはLibreOfficer 6.2系の6番目のマイナーリリースであり、実環境でお使いのユーザーに向けたものです。LibreOffice 6.1.xやLibreOffice 6.2.xをお使いの全てのユーザーに対し、脆弱性修正のため今すぐアップグレードすることをお奨めします。数ヶ月に渡る修正もバックポートされています。…
2019年8月8日、ベルリン – The Document Foundationは、LibreOffice 6系の多機能なメジャーリリースであるLibreOffice 6.3をお知らせします。より高性能であるばかりでなく、多くの新機能および機能改善がなされており、さらにプロプライエタリな文書形式との相互運用性も強化されています:




LibreOffice 6.3の新機能は、多数のコード貢献者からなるコミュニティにより開発されました: コミットの65%はAdvisory BoardのメンバーであるCollaboraやRed Hat、CIBといった企業やその他の組織に雇用それた開発者によるもので、あとの35%は個人ボランティアによるものです。さらに、個人ボランティアのコミュニティが世界中で品質管理やソフトウェアのローカリゼーション、UIやUXのデザイン、ヘルプシステムやドキュメンテーションの編集、そしてフリーソフトウェアやオープンな標準の推進といった土台となる活動を担っています。
LibreOffice 6.3の主要な新機能をまとめた動画がYouTubeでご覧いただけます:
LibreOffice 6.3はオープンソースのオフィススイートとして機能面で最先端のものであり、技術に情熱を燃やす方や、新しい技術を追う方、熟練したユーザー向けです。The Document Foundationはユーザーに技術面でのサポートを提供していませんが、他のユーザーからメーリングリストやLibreOfficeのAskウェブサイトで手助けを得られます。
個人の生産性を主な目的とし、そのために新機能よりもより検証され修正が施されたリリースをお求めのユーザーのため、The Document FoundationはLibreOffice 6.2系をメンテナンスしています。こちらには数ヶ月に渡って修正がバックポートされています。6.2系の現バージョンは6.2.5です。
企業クラスの配備には、LibreOfficeエコシステムのパートナーからLibreOfficeを導入することをTDFは強くお奨めします。長期サポート版リリースや、専用の支援、必要に応じた新機能やバグ修正、その他のメリットがあります。さらに、エコシステムパートナーによってなされた活動はLibreOfficeに還元され、万人の利益となります。
また、移行やトレーニングのサポートは、付加価値サービスを提供する認定された専門家から受けるべきです。彼らはコミュニティから企業の世界へ広がり、CIOやITマネージャにプロプライエタリな提案に沿ったソリューションを提供します。
それどころか、成熟したコードベース、豊富な機能、オープンな標準のしっかりとしたサポート、優れた互換性、認定パートナーによる長期サポートオプションといった特長により、データのコントロールを取り戻しベンダーロックインから自由であろうとするビジネスにとって、LibreOfficeは理想的なソリューションとなっています。
LibreOffice …
5月25日と26日に東京日本橋のサイボウズ東京オフィスにて行われた、LibreOffice初のアジア地域カンファレンス「LibreOffice Asia Conference 2019」の開催レポートをお届けします。
このレポートですが、開催から2か月以上もたっていて参加者レポートも公開されてますし、カンファレンスのビデオとスライドもすでに公開されています。ですので、この記事では、それらを全部まとめて見られるようリンク集もまとめましたので合わせてご覧ください。

国際カンファレンスということもあり、アジアやヨーロッパからの参加者は前日、日本に到着していました。 前日に集まっているなら歓迎パーティ(Welcome Dinner)をしましょうということで、新橋で日本のスタッフと海外参加者の食事会が開かれました。
ですが、金曜の夜です。場所は雑居ビルにある居酒屋です。サラリーマンらでごった返す中、日本の地方在住者でも会場への到着に時間がかかったのに、海外からの参加者は無事たどり着けるのだろうか…。という不安もありましたが、その心配をよそに全員、無事に到着。
会場は少し狭く、動き回ってのお話はできませんでしたが、20人以上の人がぎゅうぎゅうになりながらも楽しく飲んで食べておしゃべりをして和やかな食事会となりました。

カンファレンス当日です。 日本側スタッフは、少し早めにサイボウズ東京オフィスのある日本橋タワーに集まりました。
サイボウズ東京オフィスは、以前、LibreOffice Kaigi 2016のときにも使わせていただきましたが広い!そして、めちゃくちゃ見晴らしがいい!こんなところを利用できるなんて…。 サイボウズさま、ありがとうございます!
早速、当日スタッフも含めたスタッフ全員が集まって会場準備のミーティングからスタートです。ミーティングは撮影のためのビデオカメラ配置やTシャツの配布などをテキパキにとは、いきませんでしたが慌ただしい中にもゆるい雰囲気で準備をしていきました。

バタバタしていると来場者の方が来場し始めて、気がつけばカンファレンスの時間です。
オープニングではスポンサー紹介やTDFボードメンバーで今回のAsiaConf開催のきっかけを作ってくれたFranklin Wengさんの話の後、台湾で活躍する開発者、Mark Hungさんの基調講演「LibreOffice CJK Bugs, Fixes, and Stories.」からスタートをしました。
個人的なことですが、このあたりから記憶が途切れてまして実はあまり覚えてなかったりします。 何をしてたかというと、スタッフとしてビデオ録画できているか見て回ったり、Twitterの中継をしていたりしていました。
ということで、詳しいカンファレンスの様子についてはYouTubeのビデオアーカイブとTogetterのまとめをご覧ください。
落ち着いてみられるようになったのは午後からのセッションからで、その中で個人的に印象深かったセッションは、スポンサーにもなっていただいたインドネシアの靴メーカFANSのセッションでした。
FANSはLibreOfficeを導入した靴メーカーというだけでなく、会社のシステムをすべてオープンソースソフトウェアのシステムに置き換えたり、そのオープンソースソフトウェア利用のノウハウを地域の学校の先生に教えるなど靴メーカーに留まらない活動を行っており、インドネシア社会にも貢献する様子がとても心に残りました。

もうひとつ印象に残っているのが、3時のおやつタイム(午後の休憩)で、Franklinさんが持ってきていた特注のLibreOfficeアイコン型のキャンディーでした。これがとてもよくできていて、みんなに大ウケでした。(人気すぎて、もらいそびれてしまった…)…
LibreOffice Asia Conference 2019 Tokyo写真レポートその4。カンファレンス翌日の東京ツアーの様子です。
日本橋周辺散策→浜離宮庭園→水上バス→浅草→(一旦解散、オプション)→スカイツリー→秋葉原→御徒町で食事して飲んで解散 という行程でした。


















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