LibreOfficeテンプレートコンテスト開催 – 素晴らしい賞品を手に入れよう!
LibreOfficeには、さまざまなテンプレートが用意されています。そして、LibreOfficeの拡張機能とテンプレートWebサイトから追加することもできます。これがさらに増えるなら大歓迎です。本日(訳注:12月10日に発表されたので日本では10日過ぎています。ごめんなさい)、LibreOfficeへの貢献者であり、The Document FoundationのアドバイザリーボードメンバーでもあるスイスのAdfinis社は、LibreOfficeのための光り輝く新しいテンプレートを手に入れるためのコンテストを開始しました。
これはどのように行われるのでしょうか?
はい、締切は2021年1月31日までです。コンテストには、Impress、Writer、Calcのテンプレートを作って応募できます。応募には、いくつかのルールや要件がありますが、それに沿って応募すれば作品は審査員によって審査され、FOSDEMで受賞者が発表されます。
Adfinis社から入賞した6名のテンプレート作者に500スイスフラン(約5万9千円)を進呈するほか、The Document FoundationからはLibreOfficeのパーカーやTシャツなどのグッズも用意しています。
ということで、ぜひ、ご参加ください!詳しくははAdfinis社のサイトをご覧ください。そして、応募者みなさまの幸運を祈ります…。
ここからは、日本語版の追記です。Adfinis社のサイトからテンプレートコンテストの応募条件をピックアップしてみました。
- テンプレートは、CC0(CC0 1.0 Universal)ライセンスで利用できるようにしてください。
- テンプレートには、利用、改変、再配布に制限のある非自由なコンテンツを含めてはいけません。
- 使用する画像やグラフィックは、独自に作成するかCC0ライセンス互換である必要があります。(画像やグラフィックの作者ではない場合は、ソースを明示する必要があります。)
- テンプレートは、プロプライエタリなフォントに依存しないようにしてください。
- テンプレートは、LibreOfficeで作成してください。別のツールからの変換は認めません。
具体的な例としては、以下のようなものです。
- 既存のテンプレートからコピー・アンド・ペーストしないでください。ただし、自分が作成したテンプレートやCC0互換のものは除きます。
- ArialやTahoma、Helveticaなどのフォントは使用しないでください。(日本では、MSゴシック/明朝、メイリオ、游ゴシック/明朝、ヒラギノ角ゴシック/明朝や、いわゆる「フリーフォント」と呼ばれる無償で利用できるが利用制限のあるフォントです。Noto Sans/Serif CJKは問題ありません)これらは、すべてのユーザーが利用できないプロプライエタリなフォントです。
- ウェブ上で見つけた写真を使わないでください。ライセンスを確認して、CC0と互換性がある場合のみ使用してください。(使っても良いソースの例としては https://fosspost.org/open-source-images/ です)
オープンソースの世界では当たり前の条件ですが、それがよくわからない方は使用する素材やフォントで条件に触れてしまうかもしれないので注意をしてください。そのほか、応募のためのファイルの提出方法などは、Adfinis社のサイトをご覧ください。
テンプレートコンテストで質問がある場合は、ブログのコメントに書いていただくと分かる範囲でお答えします。
この記事は、TDFブログの記事「LibreOffice Template Contest – Win awesome prizes!」: https://blog.documentfoundation.org/blog/2020/12/10/libreoffice-template-contest-win-awesome-prizes/ をLibreOffice日本語チームが翻訳をしました。