openSUSE + LibreOfficeカンファレンス2020はオンライン上で開催されます
openSUSE + LibreOfficeカンファレンス運営チームは、両プロジェクトの理事会とともにカンファレンスをオンラインカンファレンスに変更することを決定しました。
イベントを物理的なイベントからオンラインイベントに移行した理由は、COVID-19パンデミックをめぐる不確実性、旅行、カンファレンス計画、ロジスティクス、参加者の来場の可能性への影響からです。
カンファレンスがオンラインに移行することは主催者にとっても良いニュースであり、洞察力に富んだ話や技術的な発表、イベントで交流したい人のためのセッションなど盛りだくさんの素晴らしいカンファレンスをお届けしたいと思っています。参加者は、ビデオカンファレンスツールを使ってopenSUSEとLibreOfficeについての新技術を学んだり、開発者とチャットをして質問などもできます。オンラインでマーケティング、デザイン、QA(品質保証)などのコミュニティが集まり情報のキャッチアップやアイデアを交換したりできます。
発表の募集(CfP)は引き続き行われており、応募は7月21日までできます。CfPへの応募は、https://events.opensuse.org/ のオープンソース・イベント・マネージャー(OSEM)上から応募できます。発表の応募はOSEMツール上で行われますが、オンラインイベントは最近、openSUSEバーチャルサミットでも利用された別のWebサイト https://opensuse.reqmagic.com/ から行われます。このプラットフォームは、FIrefoxやChromium、そのほかオープンソースのブラウザから利用できます。そして、さまざまなAPI(YouTubeやDolbyなど)を活用してプラグインの必要のない完全なHTML5ベースのWebサービスを提供しています。
タイムテーブルやカンファレンスのスケジュールなどの詳細情報は近日中に公開予定です。
トラック
openSUSE関連の発表に応募するには、以下のトラックが選択できます:
- openSUSE
- オープンソース
- クラウドやコンテナ技術
- 組み込み
LibreOffice関連の発表に応募するには、以下のトラックが選択できます:
- 開発、API、拡張機能、将来の技術
- 品質保証
- ローカライゼーション、ドキュメンテーション、ネイティブ言語プロジェクト
- Libreofficeを魅力的にする: 使いやすさ、デザイン、アクセシビリティ
- オープンドキュメント形式(ODF)、文書形式の開放と相互運用性
- LibreOfficeを広める、プロモーション、マーケティング
発表は簡単のものから難しいものまで15分、30分、45分の枠が用意されています。
ミニサミット
openSUSE + LibreOfficeカンファレンス運営は、早めにご連絡いただきたいのですが、自分たちの言語でのミニオンラインサミット開催に興味のあるコミュニティメンバーに参加してもらいたいと思っています。ミニオンラインサミットは、それを企画するコミュニティとって多くの参加者に声が届く可能性があるという考えからです。openSUSE + LibreOfficeカンファレンスは英語で行われますが、ミニオンラインサミットは自分たちの言語で行うことができます。興味のある方はメールにて「openSUSE + LibreOffice Conference Mini-Summit」という件名でddemaio@opensuse.orgまでご連絡ください。
企画案の提出方法
企画案の応募は以下のサイトからお願いします: https://events.opensuse.org/conferences/oSLO
- アカウントを持っていない場合は、アカウントを作成してください
- 企画案は英語で書き、500語以内にしてください。
- 提出前にスペルチェックと文法チェックをしてください。
- プロフィールページの経歴も審査の対象となります。あなたの経歴も書くことを忘れないでください。
- openSUSEカンファレンス行動規範を尊守してください。
- 代表する団体のスライドテンプレートを使うことをお勧めします。
openSUSEのテンプレートは https://github.com/openSUSE/artwork/tree/master/slides
LibreOfficeのテンプレートはhttps://extensions.libreoffice.org/templates/libreoffice-presentation-templatesにあります
企画案の書き方ガイド
企画案は、1つ以上の関連したトピックになるように書いてください。例としては、セキュリティまたはデスクトップについての発表なら、そのアプリのインストール方法やopenSUSE上でのデモがあると良いでしょう。参加者はあなたの発表から何が学べるか明確にしてください: 主要な技術、またはソフトウェアについて、またはあなたの発表のメインのトピック
では、オンラインで「お会い」できることを楽しみにしております!
この記事は、The Document Foundation Blogの記事「openSUSE + LibreOffice Conference 2020 Will Take Place Online」をLibreOffice日本語チームが翻訳をしました: https://blog.documentfoundation.org/blog/2020/06/02/opensuse-libreoffice-conference-2020-will-take-place-online/