24.2系最後のリリースであるLibreOffice 24.2.7がリリースされました
2024年10月31日 ベルリン – LibreOffice 24.2系最後の計画されたマイナーアップデートであるLibreOffice 24.2.7が、Windows、macOS、およびLinux向けにリリースされ、ダウンロード可能になりました。
https://ja.libreoffice.org/download
このリリースには、LibreOffice 24.2.6 [1] からの50以上のバグとリグレッション修正が含まれており、ソフトウェアの安定性と堅牢性が向上し、従来のドキュメント形式や独自のドキュメント形式との相互運用性も向上しています。LibreOffice 24.2.7は、一般ユーザーとエンタープライズの生産性環境を対象としています。
LibreOfficeは、市場の主要製品に匹敵する機能セットを備えた唯一のオープンソースオフィススイートであり、旧来のMicrosoft Officeスタイルから最新のMicrosoft Officeスタイルまで、すべてのユーザーに適したさまざまなユーザーインターフェースオプションを提供します。ユーザーインターフェースは、デスクトップ上の利用可能なスペースを最適化することで、さまざまな画面の機種仕様(フォーム・ファクター)を最大限に活用し、1~2クリックで最大限の機能を利用できるようにしています。
企業向けLibreOffice
TDFは、企業・団体へのLibreOffice導入について、エコシステムパートナーが提供する特別な付加価値を多数含んだ、LibreOffice Enterpriseファミリー(デスクトップ、モバイル、クラウド向け)の導入を強く推奨します。これらには、多くの特典が含まれ、他にもサービスレベル契約(SLA)などのメリットがあります。
https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-in-business/
エコシステム企業が企業顧客のために開発したすべてのコードは、マスターリポジトリでコミュニティと共有され、LibreOffice Technologyプラットフォームの改善に貢献します。
LibreOffice 24.2.7の利用について
LibreOffice 24.2.7はダウンロードページ(https://ja.libreoffice.org/download/)から入手可能です。商用OSの最小要件は、Microsoft Windows 7 SP1およびApple macOS 10.15です。
LibreOffice TechnologyをベースとしたAndroidおよびiOS向けの製品についてはこちらをご覧ください:
https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-for-android-and-ios/
このバージョンは、LibreOffice 24.2ファミリーの最後のマイナーアップデートとして予定されており、11月にサポート終了を迎えます。すべてのユーザーに、LibreOffice 24.8の安定版へのアップグレードを推奨します。
LibreOfficeユーザー、自由ソフトウェアを支持する方、コミュニティメンバーは、寄付を通じてThe Document Foundationをサポートすることができます。
https://ja.libreoffice.org/donate
[1] RC1での修正: https://wiki.documentfoundation.org/Releases/24.2.7/RC1.
RC2での修正: https://wiki.documentfoundation.org/Releases/24.2.7/RC2
この記事は、TDFブログの記事「LibreOffice 24.2.7 is now available – the last release in the 24.2 branch」をLibreOffice日本語チームが翻訳しました。