歴史の時間です! LibreOfficeはOpenOffice(.org)と、その前のStarOffice(※)の後継なのです。私たちは6ヶ月ごとに新しいバージョンをリリースし、重要な新機能、セキュリティアップデート、そして互換性の向上などを提供しています……(クリックすると拡大) (※訳注)日本では商標の関係で「StarSuite」として販売されていたソフトです。 この記事は下記ブログ記事からのLibreOffice日本語チームによる翻訳です: https://blog.documentfoundation.org/blog/2020/02/04/libreoffice-openoffice-org-and-staroffice-timeline/
Author: naruoga
パフォーマンスに注力したLibreOffice 6.4、ダウンロード可能に
ベルリン、2020年1月29日 – The Document Foundationは、特に表計算とプレゼンテーションを開いたりセーブしたりする際のパフォーマンス向上と、またDOCX、XLSX、PPTXとの素晴らしい互換性を提供する、あらたなメジャーリリース、LibreOffice 6.4が利用可能になったことをお知らせします。
2020 Conferenceロゴコンテスト、優勝者発表
2020年、openSUSEおよびLibreOfficeは10月13日〜16日に、ドイツ・ニュルンベルクにて共同でカンファレンスを行います。openSUSE + LibreOffice Conferenceロゴコンテストの優勝者は、インドネシアのKukuh Syafaat氏となりましたことを喜んでお知らせします。 が最優秀のデザインでKukuhの「新鮮なコミュニティ精神(Fresh Community Spirit)」、今回のコンテストに対し応募された10個のデザインから選ばれました。優勝したデザインへの報酬として、「秘密の宝箱」がKukuhに送られます。 今年の合同カンファレンスの実行委員会は、1月20日に行われたミーティングにて最優秀のデザインを選びました。このロゴは、openSUSEとLibreOfficeがそれぞれのコミュニティカンファレンスを、LibreOfficeの10周年記念とopenSUSEプロジェクトの15周年記念を祝福するため、2020年に限り共同で開催するということと理想的に一致して描かれています。 ロゴが告知されたので、本イベントを宣伝するためのチラシやポスターの作成を行うことができます。カンファレンスWebサイトはopenSUSEおよびLibreOfficeそれぞれのウェブサイトでじき公開され、登壇者募集(Call for Papers) は来月開始される予定です。みなさんにお目にかかれるのを楽しみにしています! この記事は下記ブログ記事からのLibreOffice日本語チームによる翻訳です: https://blog.documentfoundation.org/blog/2020/01/24/winner-announced-for-2020-conference-logo-competition/
ODF 1.3、OASIS委員会標準として承認
OASISは、OpenDocument TC(技術委員会)からのOpen Document Format for Applications (OpenDocument) v1.3がOASIS委員会標準(OASIS Committee Specification)として承認されたことを案内できて嬉しく思います。 OpenDocument Formatはオフィスアプリケーション向けのオープンなXMLベースのドキュメントファイルフォーマットで、テキスト、表計算、グラフ、図形などを含むドキュメントに用いられます。OpenDocument Format v1.3は、ISO(国際標準化機構;International Organization for Standardization)によってISO/IEC 26300として2015年に承認された、国際標準であるバージョン1.2の更新となります。OpenDocument v1.3はドキュメントのセキュリティについての改善、仕様不足であったところの明確化、その他タイムリーな改善を含んでいます。 OpenDocument FormatはオープンなXMLベースのアプリケーション独立かつプラットフォーム独立なデジタルドキュメントファイルフォーマットの特性、そしてそのようなドキュメントを読み込み、書き込み、処理するソフトウェアアプリケーションの特性も指定しています。一般的にパーソナル生産性ソフトウェアアプリケーション(※)により用いられる、テキストドキュメント、表計算、プレゼンテーショングラフィック、ドロー、グラフ、あるいはこれに類するものを含むドキュメントの作成、編集、閲覧、交換および保存に適用できます。 ※訳注)いわゆるオフィスアプリケーションのことですが、「オフィス」に限定しないためこのような呼び方をしています。 この委員会標準(Committee Specification)はOASISの成果物であり、技術委員会(TC)により完成され承認されて、テストおよび実装の準備が完全に整っています。 文章による標準と関連するファイルはOASISのウェブサイトで参照できます。 Open Document Format for Office Applications (OpenDocument) Version 1.3 Part 1: Introduction(導入) 編集可能ソース (信頼済): https://docs.oasis-open.org/office/OpenDocument/v1.3/cs01/part1-introduction/OpenDocument-v1.3-cs01-part1-introduction.odt. HTML: https://docs.oasis-open.org/office/OpenDocument/v1.3/cs01/part1-introduction/OpenDocument-v1.3-cs01-part1-introduction.html. PDF: https://docs.oasis-open.org/office/OpenDocument/v1.3/cs01/part1-introduction/OpenDocument-v1.3-cs01-part1-introduction.pdf Part 2: Packages(パッケージ) 編集可能ソース (信頼済): https://docs.oasis-open.org/office/OpenDocument/v1.3/cs01/part2-packages/OpenDocument-v1.3-cs01-part2-packages.odt. HTML: https://docs.oasis-open.org/office/OpenDocument/v1.3/cs01/part2-packages/OpenDocument-v1.3-cs01-part2-packages.html. PDF: https://docs.oasis-open.org/office/OpenDocument/v1.3/cs01/part2-packages/OpenDocument-v1.3-cs01-part2-packages.pdf Part
10:20 LibreOffice 10週年を迎える2020年は年間を通してお祝いします
LibreOfficeは2010年9月28にアナウンスされ、世界中の技術およびビジネスメディアから好意的なフィードバックを受けました(上は、eWeekおよびLinux Gizmosから、特に重要な二つのタイトルを示したものです)。このイベントを祝うため、The Document Foundationは、2月1日〜2日ブリュッセルのFOSDEMから2020年12月の終わりパリでのPOSSまでの期間、年間を通じて記念プロジェクトを開催します。
LibreOffice 6.3.4 ダウンロード可能に
2019年12月12日、ベルリン – The Document FoundationよりLibreOffice 6.3.4をお知らせします。これはLibreOffice 6.3系の4番目のマイナーリリースであり、技術に情熱を燃やす方や、熟練したユーザー向けです。該当する方に対して現行のバージョンから更新することをお奨めします。LibreOffice 6.3.4には120を超える修正がほどこされ、文書の互換性について改善がなされています。
